*あおいきといき*
キラキラとイライラ
……………
………
……

キーンコーンカーンコーン

「んっ…んぅ~…」

あーヤバい…
寝すぎちゃった…

久しぶりに爆睡して
起きたらなんと5時間目
が始まる時間だった。


これから教室に行ったら
注目浴びちゃうしな

「いーや。
5時間目終わるまで
また寝てようかな?」

なんて独り言を言ってると

ガラガラ…

『あー今日の体育まじ
疲れたー』

『お前マジになって
やってたもんな!』

『当たり前っしょ~?
だってサッカーよ?
サッカー部の俺がヘマしたら
どうしようもないだろ』

『てかあれ?
柚先生いなくね??』

『きっと職員室だろ。
俺職員室行って呼んでくるから晴斗はここで待ってな。』

『おう!サンキュー』



あー誰か来たのか。
まあ私には関係ないしな。
寝よねよ~。

と思いまた布団を被った時

『うわー!!』
ガラガラドッシャーンっ!!


……煩い…
実に煩かったよ今。
もう…眠気が飛んじゃった
じゃんかっ!!

誰だよ。
私の睡眠を邪魔したのわ!
顔見てやるっ!!


なーんて心の中では強気だが
相手に気づかれないように
そっとカーテンの隙間から
覗く弱虫綺華。



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