*あおいきといき*
なんて考えてると


パサパサッ…

『『『……………。』』』


………ん??あれ?
今何が起こってるのかな…?

なんで私が書いたレポートが
濡れてるんだ…?

確か高橋君が手に持ってたからレポートは濡れなくて
すんだはずだよね??

そう思い高橋君を見つめると
明らかに顔色を悪くして
オロオロしている彼と目が合った。

『あ…竹内さん…。
あの、そのこれは…

ごめん!!
でも拭けば大丈夫だから!』


そう言ってレポートを
拭き始める。

しかし…


ビリビリッ……

『『『ーーーーー!!!』』』

高橋君は濡れて脆くなってる
レポートを力いっぱい
拭いてしまったようだ…。





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