*あおいきといき*
そんな私を見て驚いたのか
大きな目をさらに大きくしてる彼。


ちょっとー…
私だって一応人間だもの。
笑ったりだってするって…。
大半は苦笑いと
愛想笑いだけどね!!

そう思い
ちょっとムッとして
口を尖らせてしまう。



そんな私を見て微笑む彼。
そして


『俺さ、やっぱ竹内さんと
友達になりたい。

友達って自然となってるもの
かもしんないけど、
竹内さんの場合は俺が友達
だって思ってるだけの
一方通行の気持ちに
なっちゃいそうだし?

それは悲しいからさっ。
俺もっと竹内さんと仲良くなりたいんだ。』

真剣な顔をしてこんな事を
言う彼はちょっと面白かった。


『あーそうやって笑って
バカにしてんだろ?』

そう言って拗ねる。


その姿がまたワンコをイメージさせる。




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