金髪俺様総長×赤髪最強総長




背中から感じる温もり。

息がかかる耳。


そして、包み込むように抱きしめる手。



「どう…したの?」


「俺が…」




「俺が愛華ちゃんを守るから。」



「愛華ちゃんを守るのは、和紀じゃなくて俺だから…。」



「俺だけを、見てて?」



冗談とは思えない真剣な表情。




私は、何て言えば…。






「行こっか。」



ニコッと笑って私の手をとる。




心臓が、ドキドキする…。
< 122 / 357 >

この作品をシェア

pagetop