金髪俺様総長×赤髪最強総長
「っ!まじかよ…」
『雅明、××公園に和紀のかわりに白龍に会いに行ったよ…』
耳を疑った。
嘘だと思った。
けど、そんな事考える前に、俺は公園に向かって走っていた。
俺の後に続き他の奴らも、佐々木も、走り出した。
“雅明の野郎…っ”
“どうして言わなかったんだよ…”
哲平や真吾の声も俺には届かない。
無性にムカついた。
汚ねぇマネする白龍より、
何も言わなかった雅明より、
雅明の変化に気付いていたのに何もしなかった自分自身が、1番ムカついた。