金髪俺様総長×赤髪最強総長
すると、
「ん……」
雅明が目を開いた。
「いってぇ…」
よかった…
「あれっ?和紀がどうしてここに??」
どうしてここに??
じゃ、ねぇよ!
俺がどんだけ心配したと思ってんだよ!
「はいはいっ!みんな!!手当てしてあげるからこっち来て!!☆」
なんて言う暇もなく、佐々木が手当てをしてくれるというのでそっちに向かう。
雅明は大丈夫だし、他の奴らも軽傷だから、とりあえず安心だ…―。
「いって―――!!!!!」
「うるさいっ!黙って手当て受けてろ!!」
「あはははは☆☆☆」
「ばぁーか!☆」
「はははははっ」
紅虎に、笑顔が戻りつつあった。