金髪俺様総長×赤髪最強総長
またそれかよ…
「だからっ
「俺は、」
俺の言葉を遮り、それでも話し続ける雅明。
「俺のせいで関係ない奴巻き込んで、傷負わせんのが…嫌なんだよ…」
雅明の言葉に反応する。
「…へぇ。俺らって、そんなもんだったんだ…。」
なんか、がっかりだわ。
「みんなで、誰かの為に血流して、それでも笑い合うのが族なんじゃねぇの?」
あいつの言ってた事が、今になってわかった気がする―。