届け、届け、届け

愛「……あほ面」

妙「ふふー、でもかーわいいでしょう?まなちゃんになんか譲らないからね?
まあ、あんたもいい男なのは認めるけど」

ち「俺さぁ、なんで波に近付いたのか俺もわかんねぇんだよなぁ…。なーんか、気になるって感じ?」

愛「ま、わからなくもないけどな」

蒼「たしかに、なんで俺はこいつとつりあってんだろうなぁ…。」

妙「で、雪風はかずちゃんになんて言われたの?」

蒼「………自分の嫁くらい制御しろって」

ち「ぶっ!!よ、嫁!?おもしろすぎるーー!そーちゃんと波が夫婦になるくらいなら、俺が波と夫婦になるし!」

愛「っくく、大分ばかにされてんなぁ、そーちゃん?」

妙「夫婦とかかずちゃんやるーー!!でも、そーちゃんにはもったいないわよねぇ?笑」

蒼「うっせ!ちあきもどさくさに紛れて何言ってんだよ!」

ち「ふっふー!先に言っとくけど、俺は波狙いだからね!超まじだから!」

愛「あぁ、俺も言っとくよ。なみの狙いだから」

蒼「はぁああ!?この前、俺の応援するって言ってたじゃねぇかよ!?」

ち「それはそれ!これはこれ!なー、愛斗!」

愛「ちあきと二人で話し合った結果だから、蒼の文句に聞き入れないけどな」

妙「……ちょーっと待ちなさい、あんたたち。わたしもいるから、交ぜなさい。」

蒼「…………あ。」

妙「雪風はついに恋に気付いたの?よかったねぇ、あんなに女子苦手だったのに、ついに恋!」

蒼「…ほっとけ」

妙「で、ちーちゃんは波Loveな感じ?やっぱり、異常に懐いてるとか思ってたけどねー」

ち「波はなんか、ね。俺も惹かれたんだよなぁ」

妙「まなちゃんは?あんたこの前彼女いなかった?」

愛「あれ、言ってない?俺別れたけど。結構前だよな、ちあき」

ち「そうだねぇ、3週間くらいかな?俺はあの子もかわいいと思うけどねー?」

妙「えーっと、竹内だっけ?あの子、この学年一のモテ女って有名じゃない?」

愛「そうか?俺は特に知らねぇよ、知るわけないだろ。」

蒼「愛斗が知ってたら、ある意味気持ち悪いしな」

ち「うんうん!まぁ、かわいいけど、俺はなしかな!」

妙「…男ってわかんない」


(波はいい加減起きろ!)


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