時を越えた日記
早速、“まとめて300円”と
書いてある紙をはがし、ビニールひも
を切った。
すると、三冊しかないはずなのに、
一番したに四冊目の違う本があった。
開くと、日記が書かれていた。
「8月31日。今日だ。」
つぶやく。
日記には、ピンク色の字で、
8月31日 晴れ
今日も何もいいことがなかった
と、書かれていた。
何ページか戻していくと、
みんな同じで。
今日も何もいいことがなかった、
だった。
8月31日のページに、
なんとなく、
僕も。同じ、と書いた。
「なにもないよ、いいことなんて。」
またつぶやく。
すると、
ピンクの字が浮かび出てきた。
僕って誰ですか?
僕は、おどろいて少し顔を引く。
人の日記にイタズラしないでください。
「何だよ。これ。」
そう言って、本を閉じた。
書いてある紙をはがし、ビニールひも
を切った。
すると、三冊しかないはずなのに、
一番したに四冊目の違う本があった。
開くと、日記が書かれていた。
「8月31日。今日だ。」
つぶやく。
日記には、ピンク色の字で、
8月31日 晴れ
今日も何もいいことがなかった
と、書かれていた。
何ページか戻していくと、
みんな同じで。
今日も何もいいことがなかった、
だった。
8月31日のページに、
なんとなく、
僕も。同じ、と書いた。
「なにもないよ、いいことなんて。」
またつぶやく。
すると、
ピンクの字が浮かび出てきた。
僕って誰ですか?
僕は、おどろいて少し顔を引く。
人の日記にイタズラしないでください。
「何だよ。これ。」
そう言って、本を閉じた。