愛す、ということ
ドアを開けると、
そこには、
あたしと同い年ぐらいの男がいた。
こんな時間に、こんな所で何やってんだろ?
ボーっと突っ立てると、その男があたしの方に振り返った。
まさか、これがあたし達にとって
全ての
始まりだなんて、
この時は想像もしてなかった。
あたしが、あのとき屋上に行かなかったら、あなたは苦しまなくてすんだ?
それとも、あたし達はこうなる運命だったの?
ごめんね。
メニュー