愛す、ということ
「おーい?どうした?」
「えっ?あぁ…何でもない」
「何回も呼んだのに気づかねぇから焦ったしっ(笑)」
「ごめん、ごめん」
全然気づかなかった。
「ぢゃぁそろそろ行くか」
「うん」
あたしは財布だけ持って家を出た。
来た場所は、大型ショッピングモール。
家具もあって、服も売ってるから、ここが良いんぢゃないか、って言って優斗が連れて来てくれた。
気がきくなぁ、と思いながらも
とりあえず、あたしは服を選んだ。