愛す、ということ



「ぢゃぁ行くかっ」




そう言って、優斗は歩きだした。




あたしも後に続いて歩いた。



「ベット派?布団派?」



「ベットかな」



「ぢゃぁこっちだな」




優斗はベットが売ってる所で足をとめた。




「どれにする?」




何かうきうきしてるんだけど…




「何でそんな楽しそーなの?」



「何か、家具見てるの楽しくね?」



「……………あそう」



「何だよ、冷たてぇなっ」



「………これで良いやっ」



「早っ!もう決めたのか?」



「だって何でも良いし。てか全部一緒に見えるし」



「…まぁ分からなくはないけど…結構な値段するぜ?」



「いーよ。親のお金だから」




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