愛す、ということ
「?ん?どした?何かあった?」
「えっ?何で?」
ご飯を食べていると、いきなり優斗が聞いてきた。
「元気ねぇからさっ」
「そうかな?元気だよっ」
「そうか?俺の前では無理すんなよっ♪」
「……うん」
言いたい…
言いたいよ…
口ぢゃ言い切れない程に優斗が好きなのに…
好きな人に気持ちが伝わらないって
こんなにも苦しいんだね。
もしあたしがまだ生きられるのならば
迷う事なく
あなたに言うだろう。