愛す、ということ
告白
あたしに相談相手なんていない。
どーしたらいい?
優斗の事が大好きなんだよ。
誰か、助けてよ…
診察が終わって家に帰ると、今日は土曜日だったらしく、優斗がテレビをみていた。
「沙樹菜どこいっとったーん?」
「ん?あ、ただの買い物だよ、」
「そっか。起きたら誰もいねーから焦るぢゃんか」
「ごめんごめん。すぐ帰ってくるつもりだったから」
「無事ならそれでいーんだけどな♪そーいやー、沙樹菜、携帯持ってねーし」
「必要性を感じないから」
「女子高生のセリフかよ、(笑)」
「バカにしてんの?(笑)」
「ちげーよ、(笑)」
「朝ご飯食べた?」
「いーや、まだ♪」
ニコっと笑いながら優斗が言った。
「ん。なら今から作る」
「その言葉を待ってました(笑)もー腹が減ってしょーがない(笑)」
「少しは自分で作れよ、(笑)」