嘘吐きの涙
「なんであそこに居たの?」
そう、私がいたのは屋上近くだったのだ
いぶきが出てきたのは屋上だった
「・・・風邪に当たりたくってさ!」
「そっか」
嘘だってわかった
でも、面倒事には巻き込まれるのはごめんだ
「いぶきたちってさー!1-5だっけ?」
「うん、たしかそうだよ」
「じゃあ、もうすぐつくね☆」
結構階段登ったなー・・・
「そうなんだー。つかれた」
「早いよ」
いぶきは笑った。
よく笑うこだな