移り変わる季節とともに
「葵っっ
海行こうぜ!!」
ファミレスを出て駅に向かっている途中後ろから自転車で追いかけてきていた奏に遊びのお誘い。
「いつ?」
「今から。」
...でました。
奏の急なお誘い。
遊園地に行って以来私たちはよく遊ぶようになった。
デートじゃなくて遊び。
私から誘うことはなく絶対奏から。
そのお誘いがいっつも急。
休日の朝電話してきて『今から遊ぼー!』って。
もう慣れちゃったけどさ。
そういえば今日で何回目だっけ...?
「別にいいけど何も持って来てないよ?
取りに帰る?」
「このままいくの。」
にっこり笑って自転車の後ろに乗るよう指示する奏にはなぜか逆らえない。
私は大人しく自転車の後ろに乗った。
自転車が進みだしてしばらくした頃。
私は町並みを見ながら疑問に思ったことが1つ。
「ねぇ...
どこ行くの?」
「さっき海っていったじゃん!!」
海...?
ここらへんに海なんてあるの?
なんか近くに山が見えるんですけど...
海行こうぜ!!」
ファミレスを出て駅に向かっている途中後ろから自転車で追いかけてきていた奏に遊びのお誘い。
「いつ?」
「今から。」
...でました。
奏の急なお誘い。
遊園地に行って以来私たちはよく遊ぶようになった。
デートじゃなくて遊び。
私から誘うことはなく絶対奏から。
そのお誘いがいっつも急。
休日の朝電話してきて『今から遊ぼー!』って。
もう慣れちゃったけどさ。
そういえば今日で何回目だっけ...?
「別にいいけど何も持って来てないよ?
取りに帰る?」
「このままいくの。」
にっこり笑って自転車の後ろに乗るよう指示する奏にはなぜか逆らえない。
私は大人しく自転車の後ろに乗った。
自転車が進みだしてしばらくした頃。
私は町並みを見ながら疑問に思ったことが1つ。
「ねぇ...
どこ行くの?」
「さっき海っていったじゃん!!」
海...?
ここらへんに海なんてあるの?
なんか近くに山が見えるんですけど...