移り変わる季節とともに
昼休み。
千秋くんに『4人でご飯食べよう』って誘われたけど断って1人でご飯。
だってあの2人見てるの今はツライんだもん。
今日は屋上に人がいなくて自由に過ごせるって思ったのに...
「葵ちゃん!!」
はぁ…
遊んでそうな奏くん登場。
千秋くんの親友じゃなかったらシカトしてるところだ。
「何?
奏くん。」
「奏って呼んで。
いやそんなこと言いに来たんじゃなくて...
葵ちゃんちーのこと好きでしょ?」
...は?
なんでバレたわけ?
「なんでって顔してるー!
まぁちーが俺を紹介したとき表情が硬かったし4人で話してるときちーばっかり見てたから。」
ふーん。
バレても別にいい。
ばらさなければ。
「そうだよ。
でも薫子の彼氏だから諦めるよ。
親友の彼氏取るほど私も冷たい人間じゃないからね。」
「でもすぐに諦められそうになくて正直薫子ちゃんといるのがツライ。
そうでしょ?」
図星...
「だったら何よ!!」
「俺と付き合わない?」
半ばキレ気味な私の言葉に返ってきた言葉は突拍子もないものだった。
千秋くんに『4人でご飯食べよう』って誘われたけど断って1人でご飯。
だってあの2人見てるの今はツライんだもん。
今日は屋上に人がいなくて自由に過ごせるって思ったのに...
「葵ちゃん!!」
はぁ…
遊んでそうな奏くん登場。
千秋くんの親友じゃなかったらシカトしてるところだ。
「何?
奏くん。」
「奏って呼んで。
いやそんなこと言いに来たんじゃなくて...
葵ちゃんちーのこと好きでしょ?」
...は?
なんでバレたわけ?
「なんでって顔してるー!
まぁちーが俺を紹介したとき表情が硬かったし4人で話してるときちーばっかり見てたから。」
ふーん。
バレても別にいい。
ばらさなければ。
「そうだよ。
でも薫子の彼氏だから諦めるよ。
親友の彼氏取るほど私も冷たい人間じゃないからね。」
「でもすぐに諦められそうになくて正直薫子ちゃんといるのがツライ。
そうでしょ?」
図星...
「だったら何よ!!」
「俺と付き合わない?」
半ばキレ気味な私の言葉に返ってきた言葉は突拍子もないものだった。