移り変わる季節とともに
はじめは私もついていけてたけどさ。

さすがに5回連続は...

私でも無理。


「にしても葵ってガキみたいに遊べんだな!
 正直シラけるかと思ってたし。
 今日のデート。」

ガキみたいって...

あんたには言われたくない。


「私もそう思ったよ。
 奏とデートとか気まずそうってさ。」

でも物事ハッキリ言う奴嫌いじゃないから返事はしといた。

それに今日のデートで奏の印象が変わった。

思ってたよりチャラ男じゃないし案外真面目そうってね。


「次どうすんの?」

「葵のためにお土産見て回りますか!」

奏は立ち上がって私のバッグを持って歩き出す。

結構優しいとこあんじゃん。






しばらく私たちは買い物を楽しんだ。

薫子と千秋くんに2人でお土産を買ったり馬鹿みたいに騒いだりして。


「葵!
 相性判定機械があるー!!
 やってみよーぜ!」

ちょうどお店を出たところにあるプリクラ機みたいな機械。

面白そうだったからやってみることにした。

結果は...

【相性90%★
 性格は正反対だけどお互いがお互いを必要としてるよ!】


...当たってる
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