付き合ってたころのように

「俺でよければ、
 話、聞きますよ?」

え?

あたしは顔をあげる。

ニコッと微笑んでいる

男の店員がいた。

多分、高校生くらいでバイト

だと想う。

「もうすぐ、仕事終わるんで
 前の公園で待っててください!」

せっかく、聞いてくれるって

いってるから

聞いてもらうか。

「あ、ありがとう。」

「はい!」

店員は去っていた。

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