天使は悪魔を好きになってはいけない
「へぇ、そうなの。聞いてないけど」





「…おい」









「…とりあえず私、お腹空いてるから、あとにして」






「…あっそ」







…あっさり引きやがった




「また、来るさ。」





「そうして」









そして、私はどんどんどんどん歩き続けて、駅について、電車にのったりして




気づけば



自分の従兄弟が住んでるところに着いてた





自分のお小遣いの10000円とさっき母が置いていった5000円。あわせて15000円入っている私の財布は2000円減っていて



そういえば従兄弟の家、遠かったな、って今更思った。
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