天使は悪魔を好きになってはいけない
…ドアの方向を見ると



「央川くん…?」



あの問題の男。私をフッた男がいた



「…なんだよ」



うわーーーーー


顔とまったく合わない毒舌男。どうしてこうなった




「別に。…っていうかここ、あんたの部屋じゃないから。「自分」の発言やめてくれる?」




フッ、どうだ(何が


すると央川くんはこっちに来る



え、ちょ、何?




「キャッ」



床に座り込んでいた私を央川くんはだっこして、奥の机に向かう


「ちょ、やめてよ!」




無視する央川くん。私は机に座らされる



横は央川くんの手で塞がれて逃げられない



「お前、調子乗ってると襲うよ?」


「やっ……」




怖くて、逃げ出そうとする私。央川くんがそれを許さない




< 63 / 132 >

この作品をシェア

pagetop