天使は悪魔を好きになってはいけない
瞬とはなしていたら、ふと気がついた



「ねーぇ、岳」





お土産をまだ、渡してないやぁ…



「…?なんだよ。未来」




私は鞄からペアキーホルダーを取り出す


「これ、さっきのお土産でペアだったから。この黒、あげるッ」




くっついてた二つを分けて、黒い方を渡す





すると岳は一瞬おどろいて、またいつもの顔に戻った





「…なんで俺に…」




あ、あれ?迷惑だった…?





「え、えと、なんか、岳のイメージに合うなーって思ったんだけど…気に入らなかった、かな?それとも、お揃いがやだ?!」




すると岳はもっと気まずそうな顔をする



げ、本当にお揃いがいやだったのかな?




ズキ…




ちょっと、つらい、かも






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