天使は悪魔を好きになってはいけない
そんなことより、みんなに顔、見せないと…


私はフラつく足で、なんとか廊下に出る


それに一番に気づいた勇人さん






「未来ちゃんッ!」

そう叫びながら、私に向かって走ってくる







「大丈夫だった?」



ものすごく心配そうな顔で私の顔を見つめる




その顔で見つめられたら…きゃッ((




「はい…大丈夫です」



なんとか、照れを抑えて話を続ける



「びっくりしたよ…いきなり倒れるから…」



「心配かけて…ごめんなさい。でも大丈夫です」
< 94 / 132 >

この作品をシェア

pagetop