放課後の図書室 【短編】
プチンッ。
私の中で緊張の糸が切れた音がした!
「むかつく。
好きだよ?大好きだよ!悪い?」
心の中で思っていたことを全部伝えた。
こいつなんでこんなに余裕なの!?
今までずっと好きって気持ちを隠してた
私がバカみたいじゃん。
「でも俺のこと苦手なんでしょ?」
こいつどこまでいじわるなんだ。
「苦手ってゆーか、
苦手なフリをしてただけってゆーか・・・」
そこまで言いかけたとき。
「ちゃんと聞かせて?・・・」