牙龍 私を助けた不良 上
悪夢、繰り返す
「「じゃあ、おやすみ〜」」
可愛らしくニコリと笑顔を見せた陸斗と海斗は、荷物を持って部屋に入って行った。
決めてなかったらしい部屋割りをジャンケンで決めた。ちなみに、暁の提案だった。
適当にチョキ出したら、見事に木藤と一緒でビックリしたけど・・・。とにかく、私は眠たい。
荷物を持って先に部屋に入った。
広めの部屋にはシングルベッドが2つあって、その間に小さい机とテーブルランプ。薄型テレビやミニ冷蔵庫まである。