牙龍 私を助けた不良 上




睡魔と戦いながらそんなことを考えてると、補修の終わりを告げるチャイムがなった。


嬉しそうな顔をしている不良達を見ていると、やっぱり不良でも普通の人とかわらないなと思った。


今に始まったことじゃないけど、たまにそう思うんだよね。


帰ろうかと腰を上げると教師が入ってきた。弱そうな感じのするひょろいおじちゃんだ。






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