牙龍 私を助けた不良 上


だって昨日。



屋上でさ、すっごい質問されて大変だったんだよね〜。


私は誰とも仲良くなるつもりなんてないし、この学校に来たのも私の意思じゃないし。


あいつらといたら、いつヘマするかボロを出すか分かんないし、関わらないのが一番だよ。


なんて考えてたら、体育館裏に到着。



「待ってたよ、生意気女」


「・・・待ってろなんて頼んでない。お前らが勝手に待ってたんだ」


「威勢がいいね〜」



そこには、たくさんのカラフルヘッド・・・もといレディース達が居た。


パイプとか木刀とか持ってるんだけど。私、素手なんですけどね〜・・・(怒)





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