牙龍 私を助けた不良 上
すると、私に飛び掛かろうとしていた奴等の半分くらいの奴が動きを止め、倒れた。
立ってる奴等は驚いているけど、何人かは腰を抜かしていた。
それは殺気に当てられたからだ。
「・・・弱いな」
「なっ、何なんだよ!!お前!!!」
「半端ねぇ殺気じゃん!!」
「や、ヤベェよ!?」
レディース達はそう言って、倒れた奴等を担ぐと脱兎のように去っていった。
呆気ないね、弱いし。
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