牙龍 私を助けた不良 上
情報に強い人間──つまり、ハッカーや情報屋はこっち側の人間にはかなり重宝される。
シャドウを雇ったknightの姫さんっていうのは、かなりコイツを信頼しているようだが。
「話を戻すけど、どうするのん?姫ちゃん、『奴は必ず来る』っていってたけど」
「いやいや、『来るも、来ないも自由だ』でしょーが。ねつ造すんなよ」
「そんなことないもん」
朱里と仲が良さそうだ。knightの構造は、やはりよく分からない。しかし。