牙龍 私を助けた不良 上




この状況は自分で作ったんだけど、どうにかならないかな。つか、真面目に言うこと聞くんじゃなかった・・・。


後悔後先たたず。


確かにそうだねって、今なら笑って言える気がするな、私。


そもそも、木藤龍騎が校門で待ってろって言うから来たのに、何で牙龍の倉庫に行かなくちゃならないわけ?


よくあるよね、こういうの。てゆーかさ、いい加減に・・・。



「暑苦しいから、離せ」


「「離したら逃げちゃうでしょ?」」


「・・・・」



ある意味、榊原兄弟は女の子より言葉使いが可愛いのかもしれない。違和感ないよ、でしょ?とか言っても。





< 41 / 476 >

この作品をシェア

pagetop