牙龍 私を助けた不良 上



穴場が見つかった。


私は屋上のドアに背を向けて・・・身体を捻って回し蹴り。ドアは古かったみたいで、外れちゃった。


・・・別にいっか♪


屋上に出ると、私は更に上に登る。給水塔の隣に片腕を顔に乗せて寝転ぶ。


ヘッドフォンから流れる音の音量を少しだけ下げる。iPodをいじって曲を変える。


微かな風な流される雲を見ながら私は、いつの間にか眠ってしまった。





< 7 / 476 >

この作品をシェア

pagetop