寂しがりやの天使
痛み
気がつけばそこに広がるのは闇だけ
だけど、いつもの部屋のベットにいるはずなのにまるで違う部屋にいるような感じがする。
だって、やけにベットがふかふかだし腕が全然動かない
ここ、あの部屋じゃない…
直感だけど、多分当たっていると思う
じゃあ、ここは天国?
わたし真二に殺されたの?
「残念だけど、ここは天国じゃないしキミは殺されてもいない」
突然聞こえた声にビクッと反応すると
「そんなに怖がらないでよ。僕はアイツみたいにキミを殴ったりしないよ?」
「なんで…その事…それにあなたわたしの心…」
「読めないよ。キミが分かりやすいだけ、あぁ、それとなんで知っているかだっけ?…簡単だよ、
僕はずっとキミの事を見てたからだよ」