嘘カノ生活
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夕菜と俊介くんと別れて、20分ほど歩いた。
目の前には、間宮さんの住むマンションが見えている。
会ってくれるかはわからない。
けれど行ってみなくちゃわからないと、足を進めた。
「あ、何階だっけ・・・」
間宮さんの住む階がわからなくて、郵便受けへ向かう。
その足はこれからの事に対してとても敏感だった様だ。
あたし自身自覚は無かったけれど、少し震えていた。
郵便受けに行くと、女の人が1人ポスト開けて届いた封筒を手にとって見ていた。