嘘カノ生活
***
家について、今は11時。
もう間宮さん家に帰ってるだろうか。
一応、メールした方が良いと思って携帯を開いた。
"今日は先帰っちゃってすいません"
いつもどおりの短文。
送信ボタンを押して暫くして、メールが返ってきた。
"良いよ、俺遅かったしな。"
怒ってるだとか、そういう様子はない。
"明日はちゃんと校門で待っててくださいよ?"
迎えに来て、なんていえないから。
遠まわしの、"迎えにきてください"。
"はいはい(笑)待ってんなー"
そう受信されたメールから今の間宮さんの顔が容易に想像できた。
「ふ…。へらへらしてそう」
そう笑ってあたしは眠りについた。
家について、今は11時。
もう間宮さん家に帰ってるだろうか。
一応、メールした方が良いと思って携帯を開いた。
"今日は先帰っちゃってすいません"
いつもどおりの短文。
送信ボタンを押して暫くして、メールが返ってきた。
"良いよ、俺遅かったしな。"
怒ってるだとか、そういう様子はない。
"明日はちゃんと校門で待っててくださいよ?"
迎えに来て、なんていえないから。
遠まわしの、"迎えにきてください"。
"はいはい(笑)待ってんなー"
そう受信されたメールから今の間宮さんの顔が容易に想像できた。
「ふ…。へらへらしてそう」
そう笑ってあたしは眠りについた。