嘘カノ生活
"付き合ってないっていってんぞ"


間宮さん、なんてゆうかな。

エビの事ばらしちゃうかな。

怒るかな。


でも、そんなことより、あたしは。

あたしは、間宮さんに…

 
「ふーん、朝未がそう言ってんならそうなんだろ」
 
 
 
え…?


なんで、そんな事そんな風に言うんだろう。

だけど、間宮さんの目は真剣だった。

睨む様な目。


誰を?

あたしを?

関谷を?

 

「それじゃ、先バイト行ってんな」

背中を向けて去っていこうとする間宮さんを、あたしは必死で止めた。


「待ってください間宮さん!今のは、ちがくて…」


でも。

間宮さんは、ぼそっと一言呟いて、居なくなった。

 
 
 
 



"今までつき合わせて、ごめん"
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