愛をくれた君



「呪いって……」



「私があなたを連れ出した事がきっかけだけど、彼は、私達、王族の事を憎んでいたわ……父親を殺したと思っていたから……」



「父親を……?」



「もちろん、王族はそんなことしてないし、彼の父親なんて知らないわ………」




そんな……



< 102 / 106 >

この作品をシェア

pagetop