愛をくれた君


「失礼します」



部屋に入ると、女の人が椅子に座っていた



「あなたが、冬野瑠奈さん?」


「は、はい…」


「私は、ティファニー・明日香です。よろしくね」



ティファニー・明日香さんはそういうと、私が質問に答えた紙を見出した


「あなた…前世を知りたいの…?」


「……はい」



知りたくなんてない…



「あなたは、知りたいはずないわよ…だって、あなたはもうすでに前世を知っているでしょ…?」




え…?


どうして……




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