愛をくれた君


「ど、どうして、そう思うんですか?」


「うーんと…」



ティファニーさんは頭を抱えた



「勘?」



はぁ?



「からかってますか?」


「ご、ごめんなさい。私を覚えてないんですか?ルナ姫様」



え…



今……



ルナ姫様って……




「私は、王家専属占い師アスカ・テファーニアです。いや…でした」





アスカ・テファーニア…


あ!!



「アスカさん!?」



「えぇ。正解ですよ。ルナ姫様」



アスカさんは笑いながら頷いた



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