愛をくれた君


瑠奈…



俺はお前に言わないと言わないことがある……




だけど、まだその時じゃないんだ……



瑠奈、お前が忘れてることを思い出さない限り、俺は…


本当の事を言えないんだ………





あの事を思い出してくれ…



あの事を……




俺との本当の約束を…




思い出してくれたら……


俺は真実を話せる……




だから……




瑠奈…………





そんな事を考えていると、屋上についた




出ていくのも、ちょっと嫌だったから、俺は、ドアの隙間から屋上を覗いた




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