愛をくれた君


「ルナ姫様を見てるのか?アシュレイ」


「は、はい…サスト様…」


サスト様って言うのは、俺の家が代々仕えてきた主だった


サスト様の家は傲慢で金のためなら、何でもする……


そんな家だった………



「ルナ姫様は変わってらっしゃる。雪など、集めて何になるんだか…」


「……」


「アシュレイ、何を考えている?」


「俺は…」




ルナ姫様がうらやましいと思った……



自由にしたいことをする…

姫様だから、自由にならないこともある…


でも、自由に過ごしてそうで、羨ましかった……




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