届かぬ出ぬ声。
今はもうお昼時間だから12:00過ぎ。
たぶん睦月さんのお店も休み時間に入ってるはず。
トイレの個室に入って声を押し殺して涙を流した。
そしてメールを打つ。
たぶんそうでもしないと心が落ち着かないから。
[もうお店の休み時間はいりましたか?暇だったら返信下さい。]
ちょっと素っ気ないかな?
とか思いながらメールを待つ。
メールを待つ時間が何気なく楽しくて、嬉しくて。
好きになってた。
たぶんこれが初恋なんだ。
甘酸っぱい初恋。
私は初恋の味におぼれてゆく。
いつの間にか睦月さんに溺れていて。
好きでたまらなくて、心開いてた。
今までの私ならきっと。
大人になんて絶対心開けないと思ってた。
「You've got a mail.」
睦月さんかな?
睦月さんだと良いなぁ。
そう願いながら静かに携帯を開ける。
「まだ暇じゃないんだけどメールは返せるよ?何か用事あったかな?」
ちゃんと返してきてくれて嬉しくて。
私は自然と頬の筋肉がゆるんでいた。
幸せってこんな気持ちなんだ。
そう思いながら考えを巡らせる・・・
けど・・・用事なんて無いよ。どうしようかな。
男の扱い方は慣れてたはずなのに。
人間の扱い方は得意だったはずなのに。
分からない。好きになるってそう言う事なのかな。
今までならメールだって簡単に打てた。
どうしたら食いついてくるか分かってたから。
たぶん睦月さんのお店も休み時間に入ってるはず。
トイレの個室に入って声を押し殺して涙を流した。
そしてメールを打つ。
たぶんそうでもしないと心が落ち着かないから。
[もうお店の休み時間はいりましたか?暇だったら返信下さい。]
ちょっと素っ気ないかな?
とか思いながらメールを待つ。
メールを待つ時間が何気なく楽しくて、嬉しくて。
好きになってた。
たぶんこれが初恋なんだ。
甘酸っぱい初恋。
私は初恋の味におぼれてゆく。
いつの間にか睦月さんに溺れていて。
好きでたまらなくて、心開いてた。
今までの私ならきっと。
大人になんて絶対心開けないと思ってた。
「You've got a mail.」
睦月さんかな?
睦月さんだと良いなぁ。
そう願いながら静かに携帯を開ける。
「まだ暇じゃないんだけどメールは返せるよ?何か用事あったかな?」
ちゃんと返してきてくれて嬉しくて。
私は自然と頬の筋肉がゆるんでいた。
幸せってこんな気持ちなんだ。
そう思いながら考えを巡らせる・・・
けど・・・用事なんて無いよ。どうしようかな。
男の扱い方は慣れてたはずなのに。
人間の扱い方は得意だったはずなのに。
分からない。好きになるってそう言う事なのかな。
今までならメールだって簡単に打てた。
どうしたら食いついてくるか分かってたから。