届かぬ出ぬ声。
「元カノ元彼。」
「・・・」
思った通りの返答で何も言えなかった。
未だに関わり有るんじゃないかなって思えて。
未だに如月って人は睦月を好きで・・・。
睦月を取られる。
って思ったら反射的に睦月さんを抱きしめていた。
強く強く・・・愛しい人を失いたくなかった。
「痛いよ麗子。分かったから。大丈夫だから。不安がらないで。ほら。」
そう言って睦月も優しく包み込んでくれた。
暖かくとても優しく。
「一緒に花火大会行かない?」
睦月が唐突にそんなことを聞いてきたからびっくりした。
「行くっ!!浴衣着ていく。」
そういって私はにこりと笑った。
楽しみだ。今は不安を封印したい・・・
信じても良いよね睦月?
「俺甚平着ていくわ。麗子の浴衣楽しみ♪」
そんなこと言われると私も恥ずかしくて顔を真っ赤にした。
「マヂ。好きだわ。可愛い~!!!」
「恥ずかしいよぉ。」
「誰もいないし良いじゃん?」
そう言っていつものように長くキスをした。
私はぎゅっと目をつぶった。
「あのぉ・・・俺たち居るんですけど。」
すっかり存在忘れてた!!優雅ちゃんと憐さんが居たんだ。
「ごめんごめん。」
「いちゃつくなよ。」
優しくて睦月の事本当に大好きになった。
元カノのことをうやむやにできるほど私はできた人間じゃなかった。
自分は重い女だなって実感した。
「・・・」
思った通りの返答で何も言えなかった。
未だに関わり有るんじゃないかなって思えて。
未だに如月って人は睦月を好きで・・・。
睦月を取られる。
って思ったら反射的に睦月さんを抱きしめていた。
強く強く・・・愛しい人を失いたくなかった。
「痛いよ麗子。分かったから。大丈夫だから。不安がらないで。ほら。」
そう言って睦月も優しく包み込んでくれた。
暖かくとても優しく。
「一緒に花火大会行かない?」
睦月が唐突にそんなことを聞いてきたからびっくりした。
「行くっ!!浴衣着ていく。」
そういって私はにこりと笑った。
楽しみだ。今は不安を封印したい・・・
信じても良いよね睦月?
「俺甚平着ていくわ。麗子の浴衣楽しみ♪」
そんなこと言われると私も恥ずかしくて顔を真っ赤にした。
「マヂ。好きだわ。可愛い~!!!」
「恥ずかしいよぉ。」
「誰もいないし良いじゃん?」
そう言っていつものように長くキスをした。
私はぎゅっと目をつぶった。
「あのぉ・・・俺たち居るんですけど。」
すっかり存在忘れてた!!優雅ちゃんと憐さんが居たんだ。
「ごめんごめん。」
「いちゃつくなよ。」
優しくて睦月の事本当に大好きになった。
元カノのことをうやむやにできるほど私はできた人間じゃなかった。
自分は重い女だなって実感した。