bitter love
1love 出会い
一目惚れ atsuto
「あっく~ん?」
俺はこの女の甘ったるい声が嫌いだ。
「ちょっとぉ?何で無視するのよ!」
着替えて学校に行く用意をしてる俺を邪魔しようとしてくる。
「邪魔。」
「ちぇっ!」
女は膨れっ面で俺から離れた。
黙って部屋から出ようとする俺に女はもう一度声をかける。
「何時に今日終わるの?」
「分かんねぇ。…今日は遊びに行くから会えねーよ。」
それだけ言うと俺は部屋から出た。