君のひみつ
「如月くんと喋れちゃったっラッキー☆」

愛衣は頬を赤くして騒いでいた。

こんな奴のどこがいいのかな・・・

「そんなこと言ってくれるなんて嬉しいな、瑞垣さん」

「え!?あたしの名前知ってるの?」

「もちろん、クラスメイトなんだから当たり前だよ。」

そりゃ覚えてるでしょうね・・・。

自分の本性知られた時すぐ退学に出来るように・・・!

「それでなに話してたの?」

「い・・・いやなにも話してないよ!?」

「でもさっきひな如月くんが・・・」

「なんでもない!なんでもないです!!」

私は愛衣が如月の事をはなさないように必死で止めていた。

言ったことバレたらまたなにかされるもん。

如月は私の必死の阻止など気にせずにこやかに話してきた。

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