堕天使の詩 (未完)
うずくまる奴やうめく奴が居るなか戦意喪失した、一番先にかかってきた男がいった。

「何なんだ、テメェは。何者んだよ」
悔しそうに吐き出したセリフは弱々しくて、俺の中での何かが顔をだす。


乱した息を取り戻す様に深く一呼吸した俺はうっすら笑いながら睨み言っていた。



「…今度は殺すよ…」
言い終わる頃には満面の笑顔で睨んでた。




青ざめた顔でこっちを見る目には"恐怖"に支配されていた。


俺は心の底で"楽しんでいる俺に"少し驚いた。




「あっあそこです!」
誰かが叫ぶとバタバタと数人の足音が向かってくる。
ヤバい!思った時には俺は全力で走り出していた。












肩で息をしうっすら浮かぶ汗を袖て拭う。


思い出したのは"約束"だった。時間は3分過ぎている。
平静に呼吸を取り戻すとビル影のから表通りにでる。
人を縫うように駅に向かった。
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