未来姫×新撰組
「…これが…全て…」
もう一つ…あるけど…
皆…離れていきそうだから…
怖くて…言えない…
「…本当ですか?」
えっ……
「まだ、あるんじゃないですか?」
「ッッ…」
何で…わかんの…
…沖田さんには敵わないや…
「…いいよ…言うよ…」
「全部、受け止めっから…」
「ありがとう…平助君…」
皆…優しい…
「…私は…」
声が震え出す…
我慢しなきゃ…
これぐらいで、弱音をはかない…
「…あいつに…あいつに…
犯された…」
怖くて、体も震え出す…
やっぱり…私は…弱いんだ…
強く見せてるけど、心は弱い…
今にも、折れてしまいそうなほど…