未来姫×新撰組
土方さんと沖田さんは座った
「そこに座れ」
無言で座る自分
「歳…そちらの方は?」
近藤さんが私を見て言った…
「…」
「お前、名前は?」
いちいち言わなきゃいけないわけ?
「…笹原優奈…」
さっさと、終わらせてくんね?
死にたい…
「優奈君か…ここに来た理由は?」
「知らない…勝手につれて来られた…」
こっちが聞きたいし…
あのまま、切られたかった…
「切られそうになってたんですよ。あと、怪しかったんで…」
「そうか…優奈君。
君は、長州の者かね?」
「じゃない」
すると、土方さんが…
「じゃあ、何だ?その服装は…
言え。言わなきゃ殺す」
刀を首に当ててきた…
ちょうどいいな…
ここで殺してくれるんだ…
「早く、殺しなよ。
有り難い話しだね」
……
静かになる