未来姫×新撰組
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……
…
「…ッ…ぁれっ…こ、こ…は…?」
私…どうしたんだっけ…?
えぇと…稽古やって…倒れたんだっけ…
「大丈夫ですか?優奈さん」
「へっ?…あっ、沖田さん…」
「もう、心配したんですよ?
急に倒れるから…」
「ごめ…なさい…」
心配かけたな…
「熱は下がりましたけど、
外には出ないで下さいね?」
「……はい…」
自分を心配しての事だろうと思う…
…でも…何だろう…
この胸騒ぎ…
沖田さんが…いなくなるような…
遠くに行っちゃいそうな…
気がする…
「…沖田さん…」
「何ですか?」
「いなくならないで下さいね…」
「…大丈夫ですよ…」
そして、時間は刻々と過ぎていった…