未来姫×新撰組
最後の二人になった時…
グサッ
私は、一人を切った
…後は…沖田さんの方だけだ…
「ッッゴホゴホッグッ…」
いきなり咳込み始めて…
ザシュッ
「グハッッ…?!」
相手に切られた…
お…きた…さん?
「沖田さん!?」
私はすぐさま相手を切った
「沖田さん!?大丈夫ですか!?」
「だい…じょうぶ…です…ハァハァッ…」
出血の量が…
相手に切られた所から
どんどんと血が流れ出て来る…
う…そ…
こんなの…嘘だ…
沖田さんが死ぬわけないよ…
「嘘だ…嘘…嘘だ!!」
壊れかけていた心は
こなごなに壊れた…
「やだ…やだ!!死んじゃ!やだ!!」
何で…守るっていったじゃん!!
イャ…
「イャァァァァ!!!????」
その時、頬に沖田さんの手が触れた