硝子の靴じゃないシンデレラ(仮)




「あたしのこと、見えるんですか?」



はあ?


「見えるけど。何で?」



「あ 申し遅れました。あたしは、桜 咲希です。

あたしのこと見える人に会ったの家族以外なんでビックリして…」






他のやつには見えない?


なんでだ?



「何で見えるんですか?」


んー何でかな?



ああ。もしかしたらガキのとき…



「俺 子供のころかくれんぼの鬼のプロだったんだ。昔からなぜか人に見つかりやすくて…

だからかもな。でも、お前と隠れたら見つかんなかったのがびっくりした。」



「あたしは、かくれんぼで見つかったことがないんです。

存在感がないせいか誰にも見つかりませんでした。」


…だからか。


なるほど。












< 8 / 8 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

拝啓××様へ  拝啓○○様へ〜交差する想い〜
ぴょい/著

総文字数/2,850

恋愛(その他)27ページ

表紙を見る
貴方だけ。
ぴょい/著

総文字数/10,996

恋愛(その他)58ページ

表紙を見る
逢いたい…お前に。
ぴょい/著

総文字数/493

恋愛(その他)6ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop